Omnisendとは?Shopifyでの使い方・料金・無料プランを解説

Omnisendとは?Shopifyでの使い方・料金・無料プランを解説

本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。リンク経由で申し込むと、ファイブビットに報酬が発生する場合があります。サービスの紹介・推奨は、機能と運用要件に基づいています。

※料金・仕様は2026年9月13日に確認した公式公開情報に基づきます。

Omnisendは、Shopifyのメール配信、購読フォーム、顧客に合わせた自動メールをまとめて運用できる、EC向けのマーケティングツールです。

メルマガに加えて、ウェルカムメール、カゴ落ち対策、購入後のフォローを整えたいストアに向いています。 一方、新商品やセールのお知らせを配信することが中心なら、Shopify Messagingで十分な場合もあります。

導入を判断するときは、機能の多さだけでなく、課金対象のContact数、日本語での運用、Shopify側の既存配信との重複を確認しましょう。本記事では、その判断に必要な料金と機能、導入・運用の進め方を解説します。

Omnisendとは?Shopifyでできること

Omnisendは、ECの顧客データを使って、メールやSMSなどの配信を管理するサービスです。定期的なお知らせを送るだけでなく、顧客の登録や購入といった行動をきっかけに、自動でメールを送れます。

主な機能の役割は、次のように整理できます。

機能 役割 Shopifyでの活用例
Campaign(キャンペーン) 配信ごとに内容・対象・日時を決める 新商品やセールのメルマガ
Automation / Workflow 条件に応じて一連の配信を自動実行する 登録後、カゴ落ち後、購入後のメール
Segment(セグメント) 条件に合う顧客をグループ化する 初回購入者、リピーター、特定商品の購入者
Forms / Popup 購読登録を受け付ける メルマガ登録フォーム、ポップアップ
A/Bテスト 2つの案の反応を比較する 件名や本文の改善

たとえば、フォームで登録した人にブランド紹介を送り、購入した人には商品の使い方を案内する、という流れを設計できます。Campaign・Automation・Segment・Formsの基本機能は無料枠でも確認できますが、送信数や有料の追加機能には制限があります。

メルマガだけならShopify Messagingでもよい

Omnisendを追加する前に、「今の配信で足りないこと」を明確にしましょう。

Shopify Messagingは、Shopify管理画面からメールを作成・配信でき、自動化にも対応しています。「自動メールを使いたい」という理由だけで、Omnisendが必要になるわけではありません。

ファイブビットとしては、フォームから登録後・購入後の配信までを一つのツールで設計したい場合に、Omnisendを検討するのがよいと考えます。

Shopifyのメルマガ配信サービスを比較したい方はこちら: Shopifyでメルマガを配信する方法|Shopify Messaging・Omnisend・Klaviyoを比較

Omnisendの料金|無料プランと課金対象Contact

Free・Standard・Proの違い

通常の月額料金は、Standardが16米ドルから、Proが59米ドルからです。どちらもContact数に応じて料金が変わるため、この金額で何人でも配信できるわけではありません。

プラン 通常月額の開始価格 開始価格での対象規模 メール送信枠
Free 0米ドル 最大250件のユニークContactへリーチ 月500通
Standard 16米ドル〜 最大500 Contact 月6,000通から。Contact数に応じた枠
Pro 59米ドル〜 最大2,500 Contact 無制限表記。ただしフェアユース条件あり

開始価格と対象規模はShopify App Storeで確認できます。Standardの送信枠はContact数の12倍が基本です。Proは公式料金表に、フェアユースとしてリストサイズの60倍までという注記があります。「無制限」を無条件の大量送信と捉えないようにしましょう。公式料金表

価格は米ドルで、VATを含みません。円換算額や適用税は契約時に確認してください。また、初回3か月分の前払い割引は通常月額と条件が異なるため、本記事の料金表には通常価格を掲載しています。

無料でどこまで使える?

Freeは、最大250件へのリーチと月500通のメール送信が可能です。保存できるContact数の上限と、送信できる相手の上限は別です。250件を超えるデータを取り込めても、無料枠ですべての人に送信できるわけではありません。

無料枠は、フォームを1つ、ウェルカムメールを1本、メルマガのひな型を1つ作り、担当者が運用できるか確かめる使い方に向いています。無料でメールとフォームにOmnisendのブランド表示が入る点も、公開前に確認しましょう。

課金対象Contactは「メルマガ購読者数」と一致しない

Contactは、メールアドレスや電話番号などを持つ顧客プロフィールです。料金計算で使うbillable contactsには、購読中の顧客だけでなく、購読していない顧客も含まれます。

状態 意味 メールCampaignの対象 課金の考え方
Subscribed 購読に同意している 対象 課金対象
Non-subscribed 連絡先はあるが購読に同意していない 対象外 課金対象
Unsubscribed 購読解除の状態 対象外 公式上、課金対象から除外

Non-subscribedも、一部の注文関連・行動に応じた自動配信に利用できるため、課金対象となります。実際にメルマガを送っていないという理由だけで、課金対象外になるわけではありません。未購読Contactの公式説明

また、Email・SMS・Pushは別々の購読状態を持ちます。メールの購読解除数だけで課金対象を判断せず、管理画面の「Total billable contacts」を確認してください。Segmentの人数と、実際にCampaignを受信できる人数も一致しないことがあります。

費用の試算は「購読者が何人か」ではなく、「Shopify連携後の課金対象が何件になるか」から始めます。件数が増えると料金帯も変わるため、契約後も月次で確認する運用が必要です。

メルマガと自動メールを合算して送信数を見積もる

送信数は、CampaignだけでなくAutomationの利用分も見込みます。たとえば、以下は月間送信数を考えるための仮の計算です。

配信内容 仮の送信数
メルマガ:1,000人へ月4回 4,000通
ウェルカム:新規登録100人へ2通 200通
カゴ落ち:対象150人へ1通 150通
購入後フォロー:購入200件へ1通 200通
合計 4,550通

実際の人数は購読状態や配信条件で変わります。セール時の臨時配信も見込み、上限ぎりぎりで運用しないことが大切です。Standardで送信枠を使い切るとCampaignが送れず、新たにAutomationを起動するContactもWorkflowからキャンセルされると公式ヘルプに記載されています。

Shopifyとの連携|データ同期と購読同意の注意点

商品・顧客・注文データを利用できる

Shopifyと接続すると、商品・顧客・注文のデータが同期されます。これにより、購入履歴に応じた配信や、ストアの商品を使ったメール作成につなげられます。

ただし、すべての情報が同じ速度で反映されるわけではありません。公式の同期目安は次のとおりです。

データ・変更内容 同期の目安
初回の過去データ取り込み 多くは1時間以内、完了まで最大24時間
注文・顧客の行動 即時〜3分以内
プロフィール更新 1時間以内
ShopifyのContactタグ変更 最大24時間

自動化の対象イベントを使用していない場合は、顧客・注文情報が1時間ごとの同期になるとの注記もあります。これらは目安であり、配信開始前には必要なデータの反映を確かめてください。Shopify接続と同期の公式説明

たとえば、注文後に別の処理でタグを付ける運用では、注文をきっかけにした自動メールの判定時点で、そのタグが届いていない可能性があります。すぐに送るメールは注文イベントの情報を使うなど、同期時間を踏まえて設計しましょう。

Shopifyの顧客が全員「購読者」になるわけではない

購入や会員登録だけで、メルマガ購読に同意した扱いにはなりません。連携後は購読状態を確認し、メルマガの配信対象にはEmailのSubscribed条件を設定します。

フォームやチェックアウトで取得する同意と、Omnisendでの送信条件はセットで設計します。過去の顧客を取り込む際も、同意の記録がない人を一括でSubscribedへ変更しないようにしましょう。

双方向に同じ情報が戻るとは限らない

Omnisendの登録フォーム経由のContactはShopifyへ同期されますが、Omnisendへ直接CSVで取り込んだContactは、同じようには戻りません。また、OmnisendからShopifyへのSMS購読状態の同期は対応していません。

メールアドレスや電話番号をShopify側で変更すると、Omnisendで別Contactが作られる場合があります。公式ではOmnisend側を先に更新する手順を案内しています。顧客情報の修正担当者にも共有しておきましょう。

Omnisendの主な機能と基本的な使い方

Campaign|新商品・セールのメルマガを配信する

Campaignは、1回ごとのメール配信を作る機能です。テンプレートを編集し、送信先や日時を指定して配信します。

基本の流れは次のとおりです。

  1. CampaignsからメールCampaignを新規作成する。
  2. 件名、差出人、プレビュー文を設定する。
  3. テンプレートで本文・商品・ボタンを編集する。
  4. 対象Segmentと除外対象を確認する。
  5. テストメールで表示・リンクを確認し、配信日時を設定する。

配信後は開封率だけでなく、クリック、注文、配信解除の状況も確認します。毎回デザインを作り直すより、定番のレイアウトを用意し、紹介商品や件名を改善する方が担当者の負担を抑えやすくなります。

Segment|顧客の条件に合わせて送り分ける

Segmentは、購入履歴や配信への反応などの条件でまとめた顧客グループです。Audience → Segmentsから条件を組み合わせて作成し、配信対象に使います。

最初は次のように、配信内容とセットで決めると使い道が明確になります。

Segmentの設計例 配信する内容の例
Email購読中、購入回数0回 初めて選ぶ人向けの商品案内
Email購読中、購入回数1回 購入商品の活用方法や関連商品
Email購読中、購入回数2回以上 先行販売や新商品の案内
Email購読中、直近90日間の購入なし 買い替え・再購入の提案

「条件を満たす人が何人いるか」「その人に送る理由があるか」を確認し、必要なSegmentから作ります。細かく分けすぎると、少人数向けの原稿や配信管理が増えてしまいます。

Forms / Popup|登録から配信へつなげる

Formsでは、ポップアップ、埋め込みフォーム、ランディングページなどを作成できます。Forms → Create Formで形式を選び、文言や入力項目を編集します。

登録時には「何が届くか」を明確にし、ボタンや登録完了メッセージまで日本語を整えます。割引を案内する場合は、有効期限や利用条件も揃えましょう。

フォームの成果は登録数だけで判断しません。スマートフォンで購入操作を妨げないか、既存フォームと重複していないか、登録後のウェルカムメールが想定どおり届くかまでが確認範囲です。

Automation / Workflow|条件に応じてメールを自動配信する

Automationは自動配信の機能、Workflowはその具体的な流れです。「開始条件 → 待機 → メール送信 → 条件分岐」のように組み立てます。ウェルカム、カゴ落ち、購入後フォローなどのひな型が用意されています。

以下はファイブビットが提案する初期設計の例です。配信間隔は、商材や配送日数に合わせて調整してください。

施策 配信の設計例 設定時の確認点
ウェルカム フォーム登録後にブランド紹介、数日後に選び方を案内 登録元、初回登録の判定、購読チャネル
カゴ落ち 離脱後に購入再開の案内 顧客の識別、購入時の終了条件、既存配信との重複
購入後フォロー 商品到着を見込んだ時期に使い方を案内 支払い・配送状況、キャンセル時の除外

ウェルカムの初期フィルターでは、フォームからの初回購読に対象が絞られます。チェックアウトの購読者にも送りたい場合は、登録方法のフィルターなどを見直す必要があります。「Shopifyで購読した人には全員届く」と考えず、登録経路ごとにテストしましょう。

カゴ落ちは、カートに追加してチェックアウトへ進まない人向けのAbandoned Cartと、チェックアウトを始めて完了しない人向けのAbandoned Checkoutに分かれます。Omnisendが顧客を識別できていることが前提で、匿名の訪問者全員へ送れるわけではありません。

購入後メールでは、注文確認と販促のフォローを分けます。Order Follow-upの標準設定はPaid条件を使うため、後払いなどがあるストアでは、採用するイベントと支払い状態の変化を確認しましょう。レビュー依頼は配送完了前に届かないよう、配送日数も考慮します。

A/Bテスト|件名や本文を改善する

A/Bテストでは、2つの案を一部の読者に送り、反応のよい案を残りへ配信できます。Campaignでは件名、差出人情報、本文などを比較でき、全プランで利用可能です。最低10件のEmail購読Contactが必要ですが、少人数の結果を確定的な傾向と見なさないようにしましょう。

最初は件名だけなど、変更する要素を一つにすると結果を解釈しやすくなります。標準のCampaign A/Bテストでは両案を同時に送るため、異なる送信時刻の比較には別の設計が必要です。

AutomationにもA/Bの分岐を置き、本文や待機時間を比較できます。定期配信と自動配信では設定方法が異なる点を押さえておきましょう。

Omnisendは日本語で使える?

日本語のメールは作成できますが、管理画面まで日本語対応しているわけではありません。 Shopify App Storeの対応言語は英語で、日本語には翻訳されていないと明記されています。Shopify App Store

確認する範囲 日本語運用での扱い
管理画面 英語での操作を前提にする
メール件名・本文 日本語で作成し、受信表示を確認する
標準の翻訳機能 日本語を自動で整える機能として期待しない
フォーム・ボタン・同意文 日本語へ編集し、登録完了後の表示も確認する
サポート 日本語で対応を受けられるとは断定できない

公式の言語ガイドでは、任意の言語をテキストとして入力できる一方、標準ブロックの自動翻訳には対応言語の制限があります。掲載されている18言語に日本語は含まれません。フォームの独自文言も手動編集が必要です。

担当者の工数には、本文作成だけでなく、テンプレートの英語を直す時間、配信停止や登録完了画面の確認、英語ヘルプを読む時間も含めて考えます。ブラウザ翻訳が使えても、正式な日本語UIの代わりとして操作精度まで保証されるものではありません。

SMSは別料金|2026年以降の契約条件に注意

新規契約ではProの追加購入が必要

2026年5月4日以降に有料プランを契約する場合、SMSはProの追加機能です。Free・Standardでは利用できず、ProにもSMSクレジットは標準で含まれません。メールの月額とは別に購入する必要があります。

それ以前の契約には旧条件が残る場合がありますが、「Proなら月額相当のSMSクレジットが付く」という過去の記事を、新規契約へ当てはめないでください。SMS料金・契約条件の公式説明

「1通0.007米ドル〜」は日本向けの一律料金ではない

公式料金ページの0.007米ドルは、大量配信する米国向けの開始単価です。確認時の米国向け料金表では、月間利用額10〜49.99米ドルの帯は1通0.009米ドル、10,000米ドル以上の帯は0.007米ドルと表示されています。日本への配信費用にこの数値を流用しないようにしましょう。

SMSは宛先の国、利用量、文字数による分割数で費用が変わります。日本語を含むUnicodeのSMSは、公式表では1通70文字まで、連結時は1通あたり67文字が目安です。絵文字などを使う場合も、送信画面の分割数・見積もりを確認してください。

日本向けのSMS料金は、配信先の国を日本に設定した公式料金計算ツールや契約画面、公式サポートで確認してください。米国向けの単価では見積もらないようにしましょう。

同意・送信元・残高も確認する

電話番号を持っていても、SMSの販促同意を取得しているとは限りません。SMSはEmailとは別に同意と配信条件を確認します。国別の送信条件にも差があり、日本はカスタム送信者名に非対応と案内されています。

購入したSMSクレジットには有効期限があり、自動補充・自動アップグレードの設定は支出に影響します。最初からSMSを組み込まず、メールで施策を整えてから必要性を判断する方法もあります。

メリット・デメリットから考える、向いているストア

メリット|登録から購入後までをまとめて設計できる

Omnisendを検討する理由は、メルマガ以外の施策を一つの運用にまとめられることです。

  • フォーム、Segment、自動メールを関連づけて設計したい。
  • ウェルカム、カゴ落ち、購入後フォローのひな型から始めたい。
  • 配信結果を確認しながら、定期的に内容や条件を改善したい。

こうした目的があり、担当者が英語UIとContact管理に対応できるストアには有力な選択肢です。

デメリット・注意点|費用と運用管理は増える

追加ツールを使う分、課金対象の管理、日本語文言の整備、同期の確認が必要です。自動化しても、配信条件や商品情報が適切かを確認する仕事は残ります。

特に既存のShopify Automationとの二重配信には注意してください。Omnisendをインストールしただけで既存配信が整理されるわけではありません。公式でも、カゴ落ちメールを両方で動かすことを避けるよう案内しています。

導入時は、配信の担当ツールを次のように整理します。

配信の種類 担当を決める際の考え方
注文確認・発送通知 まず現行のShopify通知を把握。置き換える必要性を個別判断
ウェルカム Shopify・Omnisend・他アプリの重複を確認
カゴ落ち CartとCheckoutを区別し、旧配信の停止範囲を決める
購入後フォロー レビューアプリや既存CRMからの案内も含めて調整

移行時は、新しい設定のテストと切り替え計画を作ったうえで、置き換える配信だけを停止します。注文確認や発送通知を一括で止める運用は避けましょう。

Omnisendを導入しなくてもよいケース

次のようなストアでは、まず現在の環境を使い続ける判断ができます。

  • 月数回の一斉メルマガが中心で、Shopify Messagingで必要な配信ができている。
  • 自動化の目的や配信内容がまだ決まっていない。
  • 配信確認や月次改善を担当する人を確保できない。
  • 日本語UIや日本語サポートが必須条件である。
  • Klaviyoなどで必要な施策がすでに安定稼働し、移行する利点が小さい。

Shopify Messaging・Klaviyoとの選び分け

重視すること 検討の出発点
Shopify内で定期配信や必要な自動化を行う Shopify Messaging
フォームから登録後・購入後メールまでまとめて運用する Omnisend
複数の顧客データやイベントを使い、複雑なSegment・Flowを継続改善する Klaviyoも含めて検討

これは一律の性能順位ではありません。Klaviyoにも自動化テンプレートがあり、Omnisendにも条件分岐や独自イベントを使う設計があります。自社で必要な配信を実現できるかと、それを保守する工数で判断します。

フォームと自動配信をまとめたい方は、まず無料枠で担当者が運用できるか確認してみてください。

Omnisendを無料で試してみる

ShopifyにOmnisendを導入する手順

最初に必要な配信・同意の取得方法・担当者・予算を決めてから進めましょう。

1. アカウントを作成し、Shopifyへ接続する

Shopify App StoreでOmnisendを確認し、アプリのアクセス権限を確認して接続します。アカウントを作成・設定し、対象ストアを間違えていないか確かめます。

Shopifyのテーマで必要なOmnisendアプリ埋め込みを有効にし、初回同期の完了を待ちます。接続表示だけで判断せず、商品・注文・顧客データと、フォーム表示に必要な設定を確認してください。

2. Contactと送信ドメインを確認する

同期された購読者と課金対象Contactを確認し、配信対象を整理します。あわせて、ストアの独自ドメインを使った差出人を設定します。

Omnisendが提示するSPF・DKIM・DMARCなどのDNS設定を行い、認証状況を確認します。DNSはドメインの設定情報です。すでに使っている会社メールの設定もあるため、管理担当者と確認して作業してください。

3. フォームとウェルカムメールをつなぐ

フォームを1つ用意し、それに対応するWelcome Automationを作ります。登録経路、Email購読条件、本文、割引の条件を揃え、登録から受信までをテストします。

日本語本文だけでなく、登録完了メッセージ、差出人、配信停止後の画面も確認対象に含めます。

4. カゴ落ち・購入後メールを設定し、段階的に開始する

既存配信との担当分けを行ってから、必要なWorkflowを追加します。開始条件、待機時間、購入・キャンセル時の終了条件、再配信の間隔を確認してください。

Workflowの編集反映と有効化は別操作です。公式ではPublish ChangesとActivate Workflowの両方が必要と案内されています。意図しない送信を防ぐため、テストと切り替え確認を終えてから有効にします。

5. 月次で費用と配信結果を見直す

運用開始後は、課金対象Contact数、メール残枠、配信エラー、解除、クリック、注文へのつながりを確認します。セール前やテーマ変更後には、フォーム表示や購入再開リンクも確認しましょう。

施策の実装や既存アプリとの整理も含めて相談したい方は、ファイブビットのShopify運用保守サポートをご覧ください。

Omnisendについてよくある質問

無料プランだけでメルマガを運用できますか?

最大250件へのリーチと月500通の範囲であれば候補になります。ウェルカムなどの自動メールも使う場合は、その送信分を含めて無料枠に収まるか確認してください。

Shopifyの既存顧客にすぐメルマガを送れますか?

顧客データの同期と、メルマガ購読の同意は別です。Email購読状態を確認し、同意のない顧客を一律で配信対象に変更しないようにします。

カゴ落ちメールが届かない原因は何ですか?

顧客の識別、CartとCheckoutの違い、Workflowの有効化、購読・チャネル条件、待機時間、再実行の制限、送信残枠を順に確認します。購入再開リンクなどの動的な情報は通常のテストメールだけでは検証できず、テスト用の行動からWorkflowを起動して確認する必要があります。

日本語のテンプレートを選ぶだけで使えますか?

日本語への完全自動対応を前提にはできません。本文、ボタン、フッター、フォームなどを編集し、実際の受信画面・登録画面を確認する運用が必要です。

StandardでもSMSを使えますか?

本記事の確認時点では、2026年5月4日以降の新規有料契約はProが必要です。旧契約には別条件があるため、契約履歴とSMS契約の状態を確認してください。

Shopify MessagingやKlaviyoから移行するべきですか?

現在のツールで必要な配信ができているなら、移行を急ぐ必要はありません。費用だけでなく、同意情報の引き継ぎ、テンプレートと自動配信の再構築、検証・切り替え工数まで含めて判断しましょう。

まとめ|メルマガの次に何を実現したいかで選ぶ

Omnisendは、Shopifyでフォーム、ウェルカム、カゴ落ち、購入後フォローをまとめて運用したいストアの有力候補です。

導入前には、課金対象Contact、月間送信数、日本語対応の工数、既存配信との重複を確認しましょう。単純なメルマガ配信で足りている場合は、Shopify Messagingを継続する判断もできます。

まずは無料枠でフォームとメールのひな型を作り、担当者が無理なく運用できるか確かめてください。

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※この記事は2026年09月時点の内容です。今後のアップデートやShopifyの仕様変更等により、記事の内容が古くなってしまう可能性があります。

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