この記事では、インボイス制度に対応した(適格請求書発行事業者登録番号の記載がある)請求書、いわゆる「適格請求書」をShopifyで発行する方法をお伝えしていきます。
お客様の中にはインボイス対応の請求書発行を求められるケースもあるため、この記事を読んで適格請求書が発行できるようになっておきましょう!
インボイス制度とは?
インボイス制度とは2023年10月に導入された仕入税額控除の方式で、所定の要件が記載された請求書により消費税を計算して納付するという制度です。
ストア運営側に必要なのは請求書に適格請求書発行事業者登録番号(登録番号と略されることが多いです)を記載して発行することになります。
では、その登録番号を記載した請求書をどのように発行したら良いのかを、これから説明していきます。
「Order Printer」アプリでインボイス対応の請求書を発行
Shopifyアプリの「Order Printer」を使うことで簡単にインボイス対応した請求書を発行することができます。
「Oeder Printer」はこちらから
アプリをインストールしたら次の手順で進めてください。
「order」から現在のテンプレートを確認します。
インストールした初期状態だと「invoice」という欄にチェックがついていると思います。
「edit」をクリックすることでテンプレートをカスタマイズできます。
初期状態はこのようなコードが記載されています。
こちらを下記のように変更。
カスタマイズといってもコードを少し追加した程度で、
3行目の最後に「<br>」を追加
4行目に「事業者登録番号:1234567890123」を追加になります。
変更した後は保存(Save)しましょう。
※事業者登録番号の13桁の数字は
自身でインボイス登録した際の登録番号を記載します。
これでインボイス対応の事業者登録番号が記載されました。
「Quick Order Printer」アプリでインボイス対応の請求書を発行
次に「Quick Order Printer」を使用した方法を説明していきます。
こちらのアプリは有料ではありますが、日本語対応しており使いやすいのがメリットです。
また、先ほどのようにコードを編集する必要もないため、こちらの方が簡単に対応することができます。
「Quick Order Printer」はこちらから
アプリをインストールしたら次の手順で進めてみましょう。
Quick Oeder Printerを開いたら「文書設定」をクリック
必要な項目を入力したら下記にチェックを入れて保存します。
「インボイス制度に対応した請求書を発行する」
その他にも下記のチェックで領収書・納品書も発行できます。
「インボイス制度に対応した領収書を発行する」
「インボイス制度に対応した納品書を発行する」
「Quick Order Printer」のトップ画面に戻り、発行したい書類と注文番号をチェックします。
「登録番号」が追加され、インボイス制度に対応した書類が完成しました。
まとめ
今回は、Shopify でインボイス制度に対応した(適格請求書発行事業者登録番号の記載がある)請求書の発行方法をお伝えしました。
「Quick Oeder Printer」は有料ではありますが、日本語対応している点や、コードの編集が不要な点から専門的な知識がなくてもカスタマイズしやすいメリットがあります。
ぜひ試してみてください!
※この記事は2024年07月時点の内容です。今後のアップデートやShopifyの仕様変更等により、記事の内容が古くなってしまう可能性があります。
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