Shopifyにはさまざまな決済方法を設定できますが、その中に「Amazon Pay」というものがあります。
この記事では、Amazon Payを自社Shopifyストアに導入するメリットや注意点、実際に導入・設定する方法について解説します。
※Amazon Payを導入できるのは、法人のみ
Amazon Payを導入するメリット
Amazon Payを導入することで、ストアのCVRが改善・向上する効果が見込めます。
販売する商材にもよりますが、ネット通販におけるAmazon Payの浸透率はすさまじく、弊社のデータ上、Amazon Payを導入しているストアの2~4割の売上がAmazon Pay経由の決済からきています。
もちろん「クレジットカードを持っているのに、Amazon Payを選択する」というユーザーも一定数いるでしょうから、導入したから売上が2~4割増ということにはならないでしょうが、無視はできない数字です。
特に、小売の商品を取り扱っているストアは、軒並みAmazon Payの使用率が高い傾向にあります。
Amazon Pay導入における注意点
メリットだけでなく、デメリットも紹介します。
https://5-bit.jp/blogs/shopify/210925
↑こちらの記事で解説していますが、ユーザーがAmazon Payを決済方法として選択して決済した場合、なぜか
「配送先と請求先の住所が一緒になって出力される」
というバグが起きます。
例えば、ユーザーが、ギフト用でストアから商品を購入した場合は、
配送先を「ギフトを受け取って欲しい人の住所」、請求先を「自分の住所」とするはずですが、なぜか「請求先住所が配送先住所と同じデータになって出力」されてしまいます。
※「配送先住所が請求先住所になるのではなく、請求先住所が配送先住所になるバグ」なので、商品はちゃんとユーザーの意図した住所に配送することは可能です
一応、上記の記事で解決・対策は紹介しておりますが、ご不安な場合は弊社までご相談ください
Amazon Payの導入手順
そんなAmazon Payですが、導入には大きく分けて2つのステップがあります。
詳しい流れは Shopify / Amazon の公式サイトに掲載されているので、そのページのURLを下記に記載しておきます。
ステップ1. Amazon Payの審査を受ける
https://pay.amazon.co.jp/signup
↑こちらのURLから、情報を入力すると、自動的に審査に入ります。
※法人限定
だいたい1週間くらいで、Amazon Payから審査結果がメールで通知されるので、それまではまったり待ちましょう
ステップ2. Shopify・Amazon Pay両方の管理画面から設定をする
審査に通ったら、下記URLから設定を進めましょう。
https://www.shopify.jp/blog/introducing-amazon-pay-japan
↑こちらのURLは、Shopify Japan の公式ブログの記事なのですが、Shopify側 ・Amazon Pay側それぞれの設定方法について画像付きで解説してくれているので、この記事を参考にしましょう。
※ 私も、ブックマークして使っています
設定が完了したら、テスト注文をしてみましょう。
問題なく決済ができたら完了です!
まとめ
Amazon Payを自社Shopifyストアに導入するメリットや注意点、実際に導入・設定する方法について解説しました。
自社だけで実装するのは不安・テクニカルな部分の相談がしたい場合などは、弊社の問い合わせフォームよりお問い合わせください。
※この記事は2024年07月時点の内容です。今後のアップデートやShopifyの仕様変更等により、記事の内容が古くなってしまう可能性があります。
\ShopifyでEC構築を検討中の方へ/
現在、Shopify公式は無料のお試しキャンペーンを実施しています。
百聞は一見に如かずといいますが、ネット上で情報収集するよりも、実際にShopifyに触れるほうが何倍も効率が良いでしょう。
下記の案内ページからキャンペーンの詳細をご確認ください。