大手企業が導入しているShopifyで構築されたサイトを、そのサイトごとの工夫・特徴を独自調査した上でまとめてみました。
後半では、今回の調査をもとに、よく導入されていた機能やアプリを紹介しています。
ECサイト構築をShopifyで検討していたり、既にShopifyサイトを運用している事業者様・Shopify関連のお仕事をしている方はぜひ参考にしてください。
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大手が導入しているShopifyサイトの事例
この記事では大手企業が導入しているShopifyサイトの事例を6つ紹介します。
味の素
「味の素」で有名な味の素グループの冷凍食品部門が展開しているD2Cサイトです。2021年8月にShopifyで新規立ち上げとしてオープンしました。
ヤクルト
「ヤクルト」で有名なヤクルト本社の公式オンラインストアはShopifyで構築されています。
ミツカン
「ミツカン味ぽんゆずぽん」のCMでおなじみのミツカンの商品を展開する公式通販サイト。おなじみの商品に加えて、このサイトでしか購入できない限定商品も取り扱っています。
ミキハウス
子ども向けのアパレル分野で有名なブランド「MIKI HOUSE」は2021年10月にShopify Plusを導入しました。コーポレートサイトとオンラインショップを1つのShopifyで統合して運営しています。
ウィゴー
若者向けファッションを多数展開し、ショッピングモールなどで見かける機会も多いアパレルブランド。2022年1月にecbeingからShopifyにリプレイス&オウンドメディアとの統合も行うことでアクセスを増やすことに成功しています。
MUUUU
MUUUは、クリエイターのこだわりが詰まったアイテムをオンラインで提供するUUUMの公式オンラインストアです。様々なクリエイターが参加し、その独自のセンスやアイディアを形にした商品が取り扱われています。アパレル、小物、コスメ、バッグ、ホビー、音楽、キッチン雑貨など、幅広いカテゴリーのアイテムが揃っており、ファンや一般の方々に向けて独特の商品を提供しています。
大手が導入しているShopifyサイトでよく使われている機能
今まで紹介してきたサイトでよく使われている機能や工夫について、まとめてみました。
- Maltipass APIを使ったSSO(シングルサインオン)
- チェックアウト画面のカスタマイズ
- LINEと連携したCRM施策
- 広告用のLPページをShopify内に構築
Maltipass APIを使ったSSO(シングルサインオン)
ShopifyPlusでMaltipass APIを使用したSSO(シングルサインオン)を導入すると、ユーザーは一度のログインで複数の関連サービスやアプリケーションにアクセスできるため、利便性が大幅に向上します。これにより、ユーザー体験が向上し、カート放棄率の低下やコンバージョン率の増加が期待できます。また、セキュリティの一元管理が可能となり、データの保護やアクセス管理が効率的に行えます。SSOは、顧客の利便性とセキュリティの強化の両方を実現します。
Maltipass APIを使ったSSO(シングルサインオン)をつけられるアプリの例
チェックアウト画面のカスタマイズ
ShopifyPlusでチェックアウト画面のカスタマイズを導入すると、ブランドのイメージや戦略に合わせた独自のデザインや機能を実装できます。これにより、顧客の購入体験が向上し、カート放棄率の低下やコンバージョン率の増加が期待できます。特定のプロモーションやアップセルの提案を効果的に行うことも可能となります。また、地域や顧客の属性に合わせた特別なオファーや情報を表示することで、パーソナライズされたショッピング体験を提供できます。
チェックアウト画面のカスタマイズをつけられるアプリの例
LINEと連携したCRM施策
LINEは日常的に利用されるツールであり、プロモーションや新商品情報をリアルタイムで伝えることができます。また、顧客からの問い合わせやサポートを迅速に対応することが可能となり、顧客満足度の向上が期待できます。さらに、LINE上でのキャンペーンや特典提供を通じて、リピート購入の促進や新規顧客の獲得を効果的に行うことができます。
ShopifyとLINEと連携させられるアプリの例
広告用のLPページをShopify内に構築
Shopifyのsections everywhere機能やページビルダーアプリを使えば、自由なデザインのページをノーコードで作成することが可能です。ヒートマップ機能なども連携することができるので、広告との相性がよく、複数人体制でECを運用しているストアは、よく導入しています。
LPをつくることができるアプリの例
まとめ
大手が導入しているShopifyサイトの事例をさまざまなパターン別に紹介しました。
今回紹介した事例の中で、気になる施策や表現、機能などがあれば、あなたのストアにぜひ導入してみてください。
この記事が、あなたのEC運営のお役に立てれば幸いです。
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※この記事は2024年07月時点の内容です。今後のアップデートやShopifyの仕様変更等により、記事の内容が古くなってしまう可能性があります。
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