Shopifyで構築された時計系のECサイトを、そのサイトごとの工夫・特徴を独自調査した上でまとめてみました。
後半では、今回の調査をもとに、時計系の商材でよく導入されていた機能やアプリを紹介しています。
ECサイト構築をShopifyで検討していたり、既にShopifyサイトを運用している事業者様・Shopify関連のお仕事をしている方はぜひ参考にしてください。
時計以外の色々なShopifyの事例を見たい方はこちら↓
Shopifyを使った時計系ECサイトの事例
この記事では時計を取り扱うShopifyサイト事例を6紹介します。
オリエントスター
プリンタで有名なエプソンの子会社が展開している時計ブランド。調べてみると、今でこそプリンタのイメージが強いエプソン社ですが、創業当初は時計の企業だったそうです。
エプソンの公式通販でも、プリンターなどと一緒に時計は販売していますが、Shopifyでの販売は時計のみに絞っています。
セイコー
二刀流のメジャーリーガー「大谷翔平」選手がイメージキャラクターを務める時計業界の超大手企業です。2023年5月に別のECカートからShopifyにリプレイスしていました。
bstyle
ROSEFIELD(ローズフィールド), MVMT(ムーブメント), NORDGREEN(ノードグリーン)など、世界で有名なブランドの正規代理店が運営しているセレクトショップ的なECサイトです。
メイン商材は時計ですが、ジュエリーなども一部販売しています。
Knot
「Knot(ノット)」は、2014年に吉祥寺で誕生したカスタマイズウォッチブランドです。組み合わせ10万通り以上の中から、お客様の好みに合わせたリストウェアを楽しむことができます。日本各地の伝統工芸や職人技術を活かした「MUSUBUプロジェクト」を通じて、日本独自のクラフトマンシップを世界に伝える活動も行っています。
KARL-LEIMON
KARL-LEIMON Watchesは、6K/4Kの撮影技術を駆使して制作された1,500本以上の風景映像とリアルなサウンドを持つデジタル窓「Atmoph Window」を提供するブランドです。コレクションには、MAJESTY AUTOMATIC、MAJESTY CALENDAR MOONPHASE、CLASSIC PIONEER、CLASSIC38、CLASSIC SIMPLICITYなどが含まれており、それぞれの時計には独自の特徴とデザインが施されています。特に、MAJESTYシリーズは、交換可能なストラップシステムを持つことが特徴です。
SOXAI
株式会社SOXAIは、電磁波工学を基盤としたセンシング技術を持つIoTデバイスの開発・販売を手掛けています。メイン商品のSOXAI RINGは、健康データの正確な取得・分析が可能なコンディション管理用のスマートリングです。このリングには、光学バイタルセンサー、温度センサー、加速度センサー、BLE通信機能、NFCワイヤレス充電機能などの最新技術が組み込まれています。特に「指」に着用することで、医学的にデータを正確に計測することができます。
Shopifyの時計系ECサイトでよく使われている機能
今まで紹介してきたShopifyの時計ECでよく使われている機能や工夫について、まとめてみました。
- 細かな商品カスタマイズ機能
- 購入後のサポートサービス
- 様々な分類から目当ての時計を探せるサイト設計
- 様々な問い合わせに対応できるフォーム
細かな商品カスタマイズ機能
時計は文字盤・ストラップ・バングルなど様々なパーツで構成されているので、それらのパーツを好きに選んでカスタマイズできる機能はユーザー体験的には非常に良いものです。どこまでカスタマイズできるようにしたいか、という点を考慮に入れながらアプリ選定or開発をする必要があります。
商品ごとのカスタマイズ機能をつけられるアプリの例
購入後のサポートサービス
高品質なアフターサービスは、ブランドの信頼性を高め、リピート購入や口コミによる新規顧客の獲得を促進します。また、時計は長期的に使用される商品であるため、定期的なメンテナンスや修理サービスが求められます。これに応えることで、長期的な顧客関係を築き、安定した収益を確保することができます。
様々な分類から目当ての時計を探せるサイト設計
Shopifyのデフォルト機能やアプリを使用することで、ユーザーが様々な角度から商品を探すことができます。時計は商品数が多いため、商品を探すための導線を整えることは必須と言えるでしょう。
商品フィルタ機能をつけられるアプリの例
様々な問い合わせに対応できるフォーム
ユーザーからの問い合わせは、注文に関してだったり、商品に関してだったり、営業だったり様々です。そういった問い合わせに柔軟に対応できるようにフォームをカスタマイズすることで、バックオフィス業務の負担を軽減できます。
オリジナル問い合わせフォームをつけられるアプリの例
まとめ
Shopifyで構築された時計系ECサイトの事例をさまざまなパターン別に紹介しました。
今回紹介した事例の中で、気になる施策や表現、機能などがあれば、あなたのストアにぜひ導入してみてください。
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※この記事は2024年07月時点の内容です。今後のアップデートやShopifyの仕様変更等により、記事の内容が古くなってしまう可能性があります。
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